以前にも書きましたが、
10年、20年前と今の明らかに違うところは「動かなくなった」事です。
まず、そこからのスタートです。
人間はもともと狩猟民族です。動いてナンボ?の生物が動かなくなった ら、
それだけでおかしくなって当然です。
そこで「有酸素運動」が筆頭に上がってきます。
酸素を効率良く体内に取り入れ、
それに伴い循環器(血管、心臓等)や
呼吸器(気管支、肺等)の機能(2つをまとめて「心肺機能」)
が更新されます。
具体的には、20分以上、心拍数が100〜150/分を維持するような、
自転車こぎ、ジョギング、水泳等の運動をする事です。
これらの運動は、酸素を取り入れ、心肺機能を更新するだけでなく、
その時によく使っている、体の各部位の筋肉や骨も鍛えている事になります。
この有酸素運動が、「狩猟民族」の基本形です。
食糧を求め、
人間は日々野山を駆け巡り、
食糧が尽きれば次の場所へ移動していました。
定住するという生活になるのは、かなりの時を経てです。
この基本形が今の人間にも、確固たるDNAとして存在するのです。
それに逆らう生活は、必然的に個体を弱くしていきます。
人間の体を弱くしないように、常に動いているようにしたい。
その動きをスムーズに、どんな悪条件下においても、
いつまでも維持するために、動きをサポートする対策を講じていきます。
それが、骨と筋肉のトレーニング=鍛錬です。
人間の細胞は、破壊→再生を繰り返し、
破壊される前の状態よりもより強い細胞として再生していきます。
その「破壊→再生」が繰り返されない場合、衰退していきます。
この「衰退」をどこまでセーブできるかが、トレーニングの意義になります。
では、トレーニングをガンガンし続ければ、
常に健康体でいられるかというと、
そうではありません。
破壊されたものが自然に回復するのは、100%ではありません。
少しの未回復を残し、
それが積み重なると「故障」に繋がり、
そこまで行ってしまった状態をもとに戻すのは困難です。
「回復」のサポートがストレッチとマッサージです。
これを省略した市民ランナーが、
ロキソニン(鎮痛剤)を飲んで走り、
足にミイラ人間のようにテーピングだらけの状態で走り、
という事になっているのです。
運動していない人でも、
腰痛、ひざ痛、肩痛が出るということは、
がむしゃらにトレーニングしたり、ランニングしたりして
故障を起こしてしまう、
それと同様の事が日常で起きている事になるのです。
日々の生活の中で、
持って生まれた骨格や姿勢が原因で、
膝や腰に負担 がかかっていきます。
負担がかかるとは、何かが「破壊」されているという事です。
その部分の未回復が少しずつ積み重なると様々な痛みが出現するのは、
トレーニング後の回復のサポートをしないのと同じ状態なのです。
・有酸素運動
・骨・筋肉トレーニング
・ストレッチ・マッサージ
を取り入れた必要最低限のプログラムで 、
リエラボ は、
健康寿命をのばし、
快適な動きの出来る
身体作りのサポートをお手伝いいたします。