
40〜50代、またはそれ以降の方に多いのが
下半身の関節痛です。
原因は様々ですが、
私がご指導した方たちで最も多いのは
大腿部(腿の表と裏側)の筋肉が硬く縮まっているケースです。
人体はまず「骨・骨格」です。
これがしっかり正常な位置にあり、正常に機能していないと
不調が生じます。
筋肉はその骨を支え、関節を動かすことを司っています。
良質な筋肉は、柔らかくて常に柔軟性に富んでいます。
例えるならバネの様な動きをします。
体が受ける衝撃がストレートに骨と関節に届いた場合、
それは、自動車のシートにバネがなくて、車輪の上に鉄板だけがあり
その上に直接腰掛けているのと同じになります。
凸凹やカーブがあるたびに、体は上下左右に振り回され、打ち付けられ
ヘトヘトボロボロです。
膝関節をサポートしている大腿部の筋肉群も
硬く縮まった状態だと、やがて膝関節の関節腔が無くなり
骨と骨が直接こすれて傷つけ痛みを発するようになります。
股関節も同様です。
トレーニングしても刺激を与えるだけで、
その後のケア(元に戻す)をしなければ
疲労したままと同じなので
カチカチの縮みきったバネになってしまいます。
下半身は、寝たきりでない限り、
毎日酷使している(数十キロを支えています)ので
必ずケアをしなければならない部分です。
リエラボ で100分間のレッスンの中で
20分以上ストレッチ&マッサージに費やしているのは、
このケアをお届け、お伝えするためです。