
人生100年と言われるようになって、
健康寿命
という言葉が聞かれるようになりました。
健康寿命とは
「心身ともに自立し、健康的に生活できる期間」のことを指します。
2000年にWHO(世界保健機関)が提唱して以来、
「寿命を延ばす」という従来の指標に加え、
「健康でいられる期間を延ばす」という
事が重要視されるようになりました。
長寿社会になる事により、生活費の不安から70歳を超えて働く事を
想定しなければならなくなりました。
安穏とした隠居生活は、非現実的だし、
必要とされる能力を埋れさせることも
社会の損失です。
その健康寿命をどこまで延ばしていけるか?
テレビや書籍で、
「◯◯をすると、認知症になりにくい」
とか
「骨粗鬆症を予防できる」
とか
「介護要らずの生活を送るには?」
様々な新情報があふれていますね。
それを全部やると、本当に健康寿命を延ばす事が可能なのでしょうか?
それは誰にも断言できない事で、統計を取ると、
だいたい健康な人はそういう事をしていた、というデータに基づくものです。
結局、どうすれば一番いいのか?
それは分かりませんよね。
となると、
当たり前の事を当たり前に積み重ねていく事が、
どんな驚きのノウハウや食べ物より確実なのではないでしょうか。