
数名のモニターで、リエラボ プログラムのトレーニングを実施しています。
日常にトレーニングの場面の無い、50代の方ばかりです。
同じメニューでスタート時は、
筋肉痛がさほど出ない→75%、
かなり痛い→25%
でした。
筋肉痛がさほど出ない方は、
トレーニング回数が重なるごとに筋肉痛が出てくる方もいれば、
引き続きあまり出ない方もいらっしゃいます。
今までの私の経験から考えられるのは、
トレーニング後の筋肉痛が出やすい人、出にくい人の大きな違いは、
体脂肪率です。
一見して「太っている」と感じる女性ほど、
同じ内容でトレーニング後、筋肉痛があまり出ません。
「太っている」と見えなくても、体組成測定してみると体脂肪率が30近く、
もしくは超えている方が、筋肉痛が出にくいです。
筋肉痛=効果とは言い切れませんが、
有酸素運動を有効に取り入れ、
まず体脂肪率を下げなければ、筋トレだけやっても疲れるだけで、
理想的な効果は得られないという事です。
体脂肪が多くある事により、
良い刺激が筋肉や骨に伝わりにくいと考えれば良いでしょうか?
いずれにせよ、必要以上の体脂肪は健康に良いことはありません。
だからこそ、リエラボ のプログラムには「有酸素運動」が入っているのです。
有酸素運動は苦しくて辛いイメージがあるでしょうが、
そこがパーソナルトレーニングです。
その日その日のお客さまのコンディションを確認しつつ
「本日のお客さまは、連日のお仕事で睡眠不足になってるな」
とか
「本日のお客さまは、ご自分に甘いな・・・」(笑)
とかそこは私が真剣に判断し心拍数をキープできる最低ライン
80%ライン等を設定していきます。
有酸素運動だけでなく
筋トレの負荷に対してもそうです。
トレーニングは根性論ではありませんが、
かと言って
「簡単に楽に出来ますよ〜!」
というものでも決してありません。
なぜお客さまがパーソナルを選んでいらしていただいたか?を
確認しながら
時には厳しいメニューを続けていただくこともあります。
ありがたい事に
今のところ、ギブアップされた方はいらっしゃいません。
私たちの責任が大きい点は
効果ので出ないトレーニングメニューを漫然と続けることはしない、
かと言って、
過剰なトレーニングのためにお客さまの身体を破壊してしまう事は
絶対してはいけない、
その2点です。