自分の健康は自分で守る 今こそ身につけよう!セルフメディケーション

セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てをすること」と、WHOが定義している概念です。
健康な社会を守るためには、私たち一人一人が「自分の健康は自分で守る」という意識を持つ事が大切です。
体調を崩さないような生活習慣を心がける。
風邪やウイルス等の感染症予防には免疫力を落とさない事が何より大切です。
そのためには、適度な運動とバランスの良い食事、良質な睡眠で体調を整えることによって免疫力を落とさず常に健康体でいることを心がけましょう。
健康体であれば、少しの不調も自宅で様子を見ることで医療機関を受診せず回復する可能性が高くなります。
それは、通院が必要な患者さんの受診を優先でき、その結果、多くの患者さんが受診した場合に待合室などで発生する可能性がある二次感染の被害を抑制できます。
人によって健康的なからだづくりの方法は異なります。
肥満になりダイエットが必要な人やその逆に体重が増えなくて困っている人もいます。
その人のからだや状況に合わせた健康づくりが必要となります。
時々、食べたものをチェックしてみましょう。
時間のある日に、前日の食べたものを書いていきます。
成分別にしてみます。
炭水化物、タンパク質、脂質等の主だったものにグループ分けしてみましょう。
女性の場合、往々にして炭水化物が多く、タンパク質が少なめです。
今のご自分の体に不満を感じてらっしゃる方は、その逆を心がけるのが最も近道となります。
そして、運動での心がけは
有酸素運動、筋力トレーニング、ストレッチをそれぞれバランスよく行う
どれも健康づくりには必要なものです。ケガを防いで、それぞれの運動の効果を発揮させるためにも、パーソナルジムでの定期的なトレーニングがまさにおすすめです。
いい加減だったり自己流だったりするトレーニングは、ただ疲れるだけで効果がありません。
また、頑張りすぎて怪我をしてしまうこともあります。
一度痛めてしまうと、なかなかトレーニングを再開する事が難しくなってしまいます。
正しいフォームと正しい順番で行う事が最も安全で効率の高いトレーニングとなります。
トレーニングが軌道に乗り出すと、終わったときの爽快感が徐々に大きくなり、シャワーを浴びた後のようなリフレッシュが出来ます。
良質の睡眠も心がけましょう。
睡眠時間を削ることはなるべく避けます。
社会の24時間化が進むと共に、平均睡眠時間が徐々に短くなってきてます。また睡眠時間を削って仕事や勉強や趣味に費やす場面も少なくありません。睡眠不足は昼間の眠気や疲れだけと軽視されがちですが、最近の研究では肥満や生活習慣病などとの関連性が報告されています。日々の健康のためにも、毎日十分な睡眠を取りましょう。
そして、就寝前は心を落ち着かせましょう。
睡眠は「時間」も大事ですが、「睡眠の質」も重要です。途中の目覚めがなく深い睡眠が十分取れるように、就寝前にはリラックスすることが大事です。就寝前には部屋の明るさを落としたり、軽めの読書、静かな音楽鑑賞やストレッチなど、自分なりのリラックス方法を身につけましょう。