我が国において人口の半数以上を占める女性の、中でも65歳以上の老齢女性人口は女性人口の30%超、全人口の約15%を占め、14歳以下の人口を上回っています。
シニア女性(40〜の女性)の体組成は、人種・年齢によって差がありますが、日本人女性においては30歳代より体脂肪の蓄積が始まり、50歳代まで体重の増加とともに蓄積されます。体脂肪率は欧米人より低い傾向にあります。
筋肉量の変化は、50歳代半ばから徐々に減少する傾向にあり、これは閉経によるホルモンバランスとの関係が考えられます。
以上のように、体脂肪は加齢と共に増え、筋肉量が低下するため40〜50歳代女性の推定エネルギー必要量は小学4年生の女児とほぼ同量以下までに低下すると考えられています。
この筋肉減少と体脂肪増加は、体形変化の主な原因とともに、更年期も重なる中高年では、心身・体調の変化に注意が必要となってきます。
対策の一つとしてスポーツ活動に参加する事があります。
平均寿命、特に健康寿命の延伸は、アンチエイジングではなく、ウエルエイジング(well-aging)という概念を生みました。高齢になっても、身体的・精神的・社会的に健康で豊かである事が保たれ、生活の質が維持されていく事が望まれます。
毎日暑い日が続いていますが、
リエラボでは暑い期間は屋外でのジョギングはセーブして室内でのトレーニングに重点をおいています。
それでも皆さん、滝のような汗です。