
トレーニングは終わりがあると思われている方が結構いらっしゃいます。
例えば、「マイナス10kg」という目標を立てて、
それに向かって期間を区切って食事管理と運動をする計画があります。
それは、トレーニングの1例であって、その形が全てではありません。
今よりマイナス10kgを達成するのに、毎日の食事摂取カロリーを決めて、その通りに摂取し、運動メニューも決めてその通りに行うと4ヶ月後にはマイナス10kgを達成しています。
しかし、以後、それが保たれるのは同じ生活をしていた場合であって、一度実現したらそれで終わりではありません。
高校や大学の入試のように、ある一定期間がんばったら、その後はOKのように捉えている方がいらっしゃいます。
トレーニングは終わりは無いのです。
虫歯にならないために、歯磨きをしますね。
それと全く同じです。
100歳になっても自分の足で歩けるような身体にするためには
日々、身体を磨く=トレーニングする必要があります。
それは100歳の時の健康を保証してくれるのか?というと
それは毎日歯磨きをしていたら、100歳になっても全部自分の歯なのか?ということと同じ認識です。
成長期の人間は、鍛えなくても衰えることはありませんが、成長期を過ぎた人間は、鍛えなければ衰える一方なのです。
それが緩やかなので、気づかず、危機感を感じる人が少ないのですよね。
早めに危機感を感じ行動する方が10年、20年後の健康を手にする人たちです。